スリー・シスターズ・コーンブレッドドレッシング

Thomas J. Story
アメリカ先住民が編み出した「スリー・シスターズ(三姉妹)農法」は、トウモロコシ、豆、カボチャが姉妹のように互いに支え合いながら、共に成長することから名づけられました。豆は土壌の天然の窒素肥料を増やし、カボチャは被覆作物として雑草を防ぐ役割を果たし、トウモロコシの茎は豆が巻き付く支柱となります。この古代のリジェネラティブ農業にヒントを得て、ベンチュラにあるパタゴニア本社のカフェでは、このコーンブレッドドレッシングのレシピを作りました。
作り置き可能: 1~2日前にドレッシングのステップ11. までを作っておき、焼くまで冷蔵庫に保存することができます。冷えたものを焼く場合は、アルミホイルでカバーしてから焼く時間を10分追加してください。
作り置き可能: 1~2日前にドレッシングのステップ11. までを作っておき、焼くまで冷蔵庫に保存することができます。冷えたものを焼く場合は、アルミホイルでカバーしてから焼く時間を10分追加してください。
材料:コーンブレッド
- 有塩バター(溶かしたもの) 大さじ2
- イエローコーンミール(石臼で挽いたもの) 125g
- 中力粉 63g
- ベーキングパウダー 大さじ1
- ベーキングソーダ、塩 各小さじ1/2
- 低脂肪ギリシャヨーグルト(室温に戻したもの) 120g
- 牛乳 240ml
- はちみつ 大さじ1
- ハラペーニョ(種を取ったもの) 1本(みじん切り)
- トウモロコシの実(生または冷凍食品を解凍したもの) 290g
材料:ドレッシング
- バターナッツカボチャ(普通のカボチャでも可)(中)(皮をむき、種をとったもの) 1/2個(約350g)(2cmの角切り)
- エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
- 塩、コショウ(味付け用)
- 豚ひき肉 230g(脂肪を摂りたい場合は赤身85%)
- オーガニック・タコス・シーズニング・スパイスブレンド 12g
- 蒸留ホワイトビネガー 大さじ1
- たまねぎ(中) 1個(みじん切り)
- セロリ 3本(小さい角切り)
- 白豆 1缶(425g)(水抜きをし、すすいだもの)
- パセリ 1/2房(刻んだもの、お好みでトッピング用に多めに)
作り方
- コーンブレッドの作り方:オーブンを180℃に予熱し、20cm角の焼き型の内側にバターを塗ります。(底にバターを多めに塗っておくと、コーンブレッドの外側がパリッと焼けます)
- 大きいボウルに、乾燥した食材(コーンミール、小麦粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、塩)を入れて混ぜ合わせます。
- 別の中ボウルに、水気のある食材(ヨーグルト、牛乳、はちみつ)を入れて混ぜ合わせたら、ハラペーニョとトウモロコシの実を混ぜ込みます。
- 乾燥した食材に水気のある食材を加え、軽く混ぜます(混ぜすぎると、コーンブレッドが硬くなります)。ベーキングパウダーとベーキングソーダが生地を発酵し始めるため、すぐに膨らんできます。バターを塗った焼き型に生地を手早く入れます。
- 均等にきつね色になり、中央部分に爪楊枝を挿しても生地が付かなくなるまで25~30分焼いたら、完全に冷まします。
- ドレッシングの作り方:オーブンを200℃に予熱します。カボチャにオリーブオイルをかけ、塩とこしょうで味付けしたら、柔らかくなるまで約20分焼き、オーブンの温度を180℃に下げます。
- カボチャを焼いている間に、豚ひき肉、タコス・シーズニング、酢をボウルに入れて混ぜ合わせます。
- 中サイズのフライパンを強めの中火で温め、味付けしたひき肉を加えます。2.5cmくらいの塊になるようにスプーンやスパチュラでほぐし、焼き色が付くまで5~10分炒めて、ボウルに取り出します。
- フライパンにたまねぎ、セロリを加え、塩とこしょうで味付けをします。たまねぎが透明になるまで中火で約10分炒めます。
- 冷ましたコーンブレッドを約2.5cm角に切り分け、2Lサイズのオーブン皿にバターを塗ります。
- 大きいボウルに、コーンブレッド、豚ひき肉、たまねぎ、セロリ、焼いたカボチャ、白豆、パセリを入れて混ぜ合わせ、塩とこしょうで味付けします。
- バターを塗ったオーブン皿にドレッシングを入れて、アルミホイルでカバーして30分焼くことで、全体に火を通し、味をなじませます。アルミホイルを外して、オーブンの温度を190℃に上げてさらに10分焼くと表面がカリッと仕上がります。