7種の魚のごちそうシーフードスープ
Thomas J. Story
イタリア系アメリカ人のクリスマスイブの定番「7種の魚料理のごちそう」には、7種類以上の魚介類が入っています。登山家で料理とアンチョビ好きのカレン・シントウが、この料理にヒントを得て、適切に管理された漁場で採れた鮮魚と缶詰を使った7種類のシーフードの鍋料理を考案しました。用意する材料は多いですが、調理時間は1時間未満で、格別の味を堪能できます。
材料
- サントーニャ・サバ・オリーブオイル漬 スパニッシュパプリカ 2缶
- エキストラバージンオリーブオイル 適宜
- たまねぎ(大) 1個(角切り)
- フェンネルの株(大)(葉の部分も使用、セロリ、パセリ、バジルなどで代用可) 1個(薄切り)
- にんにく 4片(みじん切り)
- フェンネルの種 小さじ1
- 粗塩 小さじ1
- 赤唐辛子(細かくしたもの) 小さじ1
- ローリエ 1枚
- オレガノ(乾燥したもの) 小さじ1.5
- 白ワイン(ソーヴィニヨン・ブランのような辛口のもの) 360cc
- トマト缶(潰れたもの) 1缶(約800g)
- クラムジュース(アサリ汁) 2本(220cc)または魚の出汁 480cc
- ムール貝・オリーブオイル漬 ソフリット 2缶
- イカ(はらわたを取ったもの) 340g(1cm幅に輪切り)
- スズキやタイなど白身魚の切り身 340g(2×3cmの大きさに切る)
- 天然エビ(特大)(殻と背わたを取る) 340g
- ホタテ 220g(大きい場合は半分に切る)
- ワイルド・ソッカイ・サーモン オリジナル 1パック(170g)
- レモン(くし切り)
作り方
- サバ缶のオイルを大きい深鍋に入れ、オリーブオイル約大さじ3を加え、中火で熱します。油がプツプツとなってきたら、たまねぎ、フェンネルを加えて、時々かき混ぜながら野菜が柔らかくなるまで約5分炒めます。
- にんにく、フェンネルの種、塩、細かくした唐辛子、ローリエ、オレガノを加えたら、たまねぎとフェンネルが柔らかく透明になるまで約2分以上炒めます。
- 白ワインを注ぎ、鍋底部分をこそげながらかき混ぜます。トマト缶、クラムジュース、ムール貝の缶の汁を入れてかき混ぜ、沸騰しそうになったら、弱火にします。蓋をせずに15分熱し、時々かき混ぜながら風味を引き出します。
- イカを加えて、透明感がなくなるまで約2分加熱したら、白身魚、エビ、ホタテを加えます。魚介類の透明感がなくなるまで、約3~5分加熱します(白身魚は身が崩れはじめるまで)。
- サーモンのパックを開けて、汁を鍋に入れます。サーモンとサバを大きいかけらになるようほぐし、鍋に加えたら、ムール貝を缶に残った調味料と一緒に入れて、やさしく混ぜ合わせながら熱して火を止めます。
- 深皿に取り分けて、オリーブオイルを少し垂らしたら、フェンネルの葉を飾り、くし切りレモンを添えて出します。