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環境再生型オーガニック認証への旅にご参加ください

ローズ・マーカリオ | 2017/10/02

パタゴニアは再生型オーガニック農業への新たな高い目標を掲げるために〈ロデール・インスティチュート〉と密に取り組み、環境再生型オーガニック認証を設定しました。

この認証は、人びとと動物を大切にしながら土壌を豊かにすることに焦点を当てた未来の農業への地固めをするという明らかな目標のもとに集った変革者、ブランド、農家、牧場経営者、非営利団体と科学者の同盟による、活発かつ協力的な取り組みの賜物です。私たちの取り組みは既存のオーガニック基準を置き換えるものではなく、土壌の健康を築くために生産者がいかに再生型オーガニックの枠組みを設定し、実行するのかについての詳細な助言を提供します。

その必要性は明らかです。「従来農法」は惑星に悪影響を及ぼし、人びとを有害な化学薬品にさらし、そのシステムを支える動物に不必要な苦悩をもたらします。また同様に憂慮すべきは、恐るべきスピードで地球の表土が劣化し、浸食されていることです。科学者は現行の工業型農業慣行と森林伐採は60年以内に表土を無くしてしまうと予測しています。この厳しい現実のなか、再生型オーガニック農業の可能性は切に必要とされる表土を再生するだけでなく、同時に炭素を隔離する潜在性を示しています。2014年の〈ロデール・インスティチュート〉の研究では、現在の作付面積と放牧地が再生型オーガニック慣行に移行すれば、世界中の二酸化炭素排出量の100%が土壌内に隔離されると予測しています。


向かって左側の、再生型オーガニック農業慣行で育てられた多年生の穀物を見せる作物研究者のジェリー・グローバー。右側は一年生の小麦。カーンザの長い根とその多年生は耕起をすることなく育つ。またそれは従来の小麦と比較して水を節約し、より大量の炭素を大気から隔離する。パタゴニアはパタゴニア プロビジョンズのロング・ルート・エールにカーンザ穀物を使用している。写真: Jim Richardson

近年のオーガニックブームは、またその偽物ブームでもあります。再生型慣行への誠実な取り組み方のある既存のオーガニック基準に忠実に従う人びとが存在する一方、消費者の混乱を利用して環境保護を偽り、殺虫剤の使用や動物の基本的福祉や社会福祉のニーズを無視して利益を貪る人びともいます。

農家は従来農法からオーガニック農法へ、そして最終的に再生型オーガニック農業慣行へと移行する際、大きな困難に直面します。しかしながら、私たちの惑星は現状維持の農業をつづけながら生き延びることはできません。再生型オーガニック農業が繁栄するためには、それが何を必要とするのかについての強固で統一された理解が必要です。私たちは最善の心で協力し、ともに学び、この高いハードル基準をさらに向上させなければなりません。そのさらなる利点には、汚染の削減、より優れた生物学的多様性、野生動物への危険性の減少、より健全な河川、労働者へのリスクの大幅な改善、そして環境に直結する癌や呼吸器系の疾患の削減による公共衛生の向上などが挙げられます。大規模な農業利害関係者が伝えるメッセージとは裏腹に、再生型オーガニック農業は土壌の微量栄養素が回復するにつれて作物の収穫高を向上させることができます。オーガニック農業は時間の経過とともに、従来のそれよりも高い効率を得ることができるのです。

再生型オーガニック認証は現行のオーガニック基準と競う、あるいはそれを否定することを目的としたものではありません。それはとりわけ動物福祉と農夫および労働者の公平性の面において、米農務省のオーガニックおよび世界の類似のそれに定められた基準の上に成り立つものです。土壌の健康を向上し、潜在的に炭素を隔離することを目標とする再生型オーガニック慣行をさらに強調することにより、私たちが分かち合う惑星に従来農法が与えた危害を緩和することができます。

以下のリンクは認証のための枠組みを示しています。〈NFS International〉が推進する最終版へと近づくにあたり、私たちは皆さまのご意見とアドバイスを必要としています。この書類をお読みいただき、農家、牧場、製造業、ブランド、消費者といった産業の全部門が、より良い農業の未来に向けて働くためのツールとしていかにそれを利用することができるのかについて、ぜひ熟考してください。私たちは皆さまがこの認証をいまレビューするだけでなく、前進に向けた目標としてそれを採用し、現実的な計画に着手してくださることを期待しています。これには投資と困難な選択が必要であることを私たちは理解しています。しかし、これほど多くが危機にさらされている現在、大胆な解決策には大胆な行動が必要なのです。

環境再生型オーガニック認証の要件をレビューし、コメントしていただくにはhttp://standards.nsf.org/apps/group_public/document.php?document_id=39305をご参照のうえ、〈NFS International〉の基準開発ディレクターのジェシカ・エバンス(jevans@nsf.org)までご連絡ください。パブリックコメント期間が終了したあと、ブランド、農家、牧場にはこれらの慣行を受け入れ、サプライチェーンに導入し、環境再生型オーガニック認証を受けた製品の市場を作ることをお勧めします。現在は最も「グリーン」なブランドですら最高レベルの認証のための要件をすべて満たさないことを私たちは理解していますが、サプライチェーンにおける他のことと同様、これは旅であり、より良い世界を創造するため、私たちは皆さまのご参加をお待ちしています。

この重要なプロセスにご参加いただきありがとうございます。