ラムチョップと野菜のグリル チミチュリソース添え

1968年、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードと友人たちが長期にわたってフィッツロイを登山していたときのこと、パタゴニアのガウチョたちと共にキャンプを張り、天候の回復を待っていました。ガウチョは切り込みを入れたコルクで栓をした古いワインボトルに入ったチミチュリを、焼いた羊の肉にかけていました。これがイヴォンとこの大胆かつほのかにスパイシーなアルゼンチンソースとの出会いです。
ガウチョのチミチュリに感銘を受けたイヴォンは、記憶に残っている味を再現すべくそれに見合う唐辛子やハーブを何年も探し求めました。こうして生まれたのがオーガニック・チミチュリ・スパイスブレンドです。辛すぎる場合は、はちみつを小さじ1/2加えてください。さらに彩りを加えたいなら、にんにく、オレガノ、パセリをみじん切りにして混ぜるのがオススメです。
<チミチュリソース>
材料
オーガニック・チミチュリ・スパイスブレンド | 大さじ3 |
エキストラバージンオリーブオイル | 大さじ2 |
粗塩 | 小さじ1/2 |
赤ワインビネガー | 240cc |
はちみつ(お好みで) | 小さじ1/2 |
にんにく(お好みで) | 大さじ1と1/2(みじん切り) |
オレガノ(お好みで) | 大さじ1(みじん切り) |
パセリ(大)(お好みで) | 1/2束(みじん切り) |
<ラムチョップと野菜のグリル>
材料
じゃがいも(メークイン)(中) | 12個 |
オリーブオイル、菜種油などの植物性オイル | 適量 |
粗塩、黒こしょう | 適量 |
エクストラバージンオリーブオイル | 小さじ2 |
葉付きにんじん | 1束 |
青ねぎ | 2束 |
ラム肩肉の切り身 | 4枚 |
オーガニック・チミチュリ・スパイスブレンド、植物性オイル | 各大さじ2 |
作り方
- チミチュリソースを作ります。すべての材料を瓶に入れて、よく振って混ぜます。料理が準備できるまで室温に置きます。
- じゃがいもを洗い、柔らかくなるまで塩水で10~15分ゆでます。粗熱を取ったら、半分に切り、全体に植物性オイルをまぶして、塩とこしょうで味付けします。
- にんじんを洗う、もしくは皮をむきます。にんじんの葉先を約2.5cm残して切り落とします。にんじんの太さが2.5cm以上あるなら、縦半分に切ります。ベジタブルオイルをまぶし、塩とこしょうで味付けします。
- 中~強火(約230度)になるまでグリルを熱します。スパイスブレンドと油、塩小さじ1と1/2を混ぜ合わせ、ラム肉全体にまぶします。
- にんじんとじゃがいもは、焼き色が付き、柔らかくなるまで、1、2回裏返しながら約10分焼きます。深皿またはボウルにのせ、温かいうちにチミチュリソースをかけます。青ねぎは、全体に焼き色が付くまで約5分焼きます。(大きなグリルをお使いであれば、一度にすべて焼くこともできます。一度に焼かない場合は、野菜は室温になってもおいしくいただけるため、野菜から先に焼きましょう)
- ラムチョップを1回裏返しながら、ミディアムレアになるまで約8分焼きます。
- チミチュリソースを添えて、野菜とラムチョップを召し上がれ。
残ったソースの保存について:
冷蔵庫に入れ、1週間以内に使い切りましょう。