チョリソーとパスタのグラタン

Thomas J. Story

憂鬱な日やイマイチな気分を盛り上げるなら、こんがりキツネ色に焼いた、チーズのとろけるグラタンしかありません。全粒粉のカーンザとデュラム小麦で作られたパタゴニアプロビジョンズのパスタは、栄養価も風味も他とは違う一品です。ナツメグなどのスパイスを思わせる香りを持つ小麦に似た多年生穀物のカーンザは、根系が発達しているため、畑の表土を守り、土壌を健康に保ちます。カーンザは土壌や気候変動に効果的なうえに、おいしいパスタにもなる植物なのです。

ベジタリアンメニューにアレンジする場合は、ソーセージの代わりにマッシュルームを倍量入れてください。

材料

スペイン産チョリソーサラミ（メキシコのチョリソーのように柔らかくない）またはポルトガルのリングイッサ　450g
ポータベラ茸　226g
エキストラバージンオリーブオイル
たまねぎ（大）　１個（みじん切り）
スモークパプリカパウダー　小さじ１
にんにく（大）　２片（みじん切り）
マリナーラソース　１瓶（680g）
カットトマト缶　１缶（400g）
オーガニックパスタ　フジッリまたはペンネ　１箱（340g）
モッツアレラチーズ　226g（粗くおろしたもの）
熟成されたマンチェゴチーズまたはペコリーノチーズ　56g（細かくおろしたもの）

作り方

ソーセージを縦半分に切ってから半月切りにする。マッシュルームをパスタと同じくらいのサイズに切る。この切り方で、2つの具材を一緒に味わうことができます。
大きいフライパンを中～強火にかけ、フライパンの表面に行きわたるくらいにオリーブオイルを入れる。ソーセージ、マッシュルーム、たまねぎを加えて、たまねぎが透明になるまで10～12分炒めたら、パプリカパウダーとにんにくを入れて混ぜ合わせる。
マリナーラソースとカットトマトを汁ごと入れて混ぜ、沸騰したら弱火にして、半分蓋をしてすべての味がなじむまで15分煮込む。
ソースを煮込んでいる間に、オーブンを190度で予熱する。鍋にお湯を沸かして塩を加え、パスタを10分ほど芯が少し残る程度までゆでる。
湯切りしたパスタをソーセージ入りのソースに加える。22×33cmのサイズまたは容量2.8リットルのオーブン用耐熱皿に、油をひかずにパスタとソースを入れて（小皿に取り分けて冷凍することもできます）、モッツアレラチーズ、マンチェゴチーズの順に振りかける。茶色く焼き色が付き、グツグツとなるまで約35分焼く。