アンチョビ（カタクチイワシ）は小さな魚ですが、たんぱく質、オメガ３脂肪酸、鉄分が豊富で、非常に大きな健康効果があります。パタゴニア プロビジョンズのホワイト・アンチョビの缶にはカタクチイワシの豊かな風味とともにこれらの栄養素が詰まっています。ここではカタクチイワシの栄養についてご紹介します。

カタクチイワシとオメガ３脂肪酸は、心臓に良いと言われています。

カタクチイワシはオメガ３脂肪酸が豊富で、これは心臓の健康をサポートし、心臓病のリスクを低減する多価不飽和脂肪酸の一種です（アメリカ心臓協会は、週２回の脂肪の多い魚の摂取を推奨しています）。また、オメガ３系脂肪酸の１つであるDHA（ドコサヘキサエン酸）が、脳の健康に重要な役割を果たしていることも明らかになってきました。多くの専門家が、オメガ３脂肪酸を吸収するにはサプリメントではなく食品が最も健康的であると認めています。カタクチイワシ100gにはオメガ３ 脂肪酸1.64gが含まれています。

カタクチイワシはオメガ３脂肪酸が豊富なことで知られていますが、エネルギーを作り、筋肉や骨をサポートするたんぱく質、血液細胞を健康に保つビタミンB12など他の栄養素も含まれており、カロリー効率のよい栄養源です。米国農務省（USDA）によると、カタクチイワシ100gに含まれる栄養素は下記の通りです。

たんぱく質 20.4g
鉄 3.25mg
炭水化物 0mg
カリウム 383mg
カルシウム 147mg
ビタミンB12 0.62μg
ナイアシン 14mg
亜鉛 1.72mg
セレン 36.5mg

はい、良いです。缶詰にされたカタクチイワシは、新鮮なカタクチイワシと同様に、必須栄養素であるオメガ３脂肪酸など、健康に良い効果がそのまま詰まっています。多くのアンチョビ缶は塩漬けされており、味が濃いため、一回での摂取量は少量をおすすめします。１日あたりの推奨ナトリウム摂取量（1日あたり2,400mg、高血圧の場合はそれ以下）を超えないように注意してください。ただし、アンチョビ缶によって、味の濃さは異なります。

一般的なアンチョビ缶
アンチョビ缶は、ピザのトッピングとしてよく知られています。茶色っぽいイワシの塩気はたまりません。このアンチョビ缶のカタクチイワシは切り身にして塩漬けにし、オリーブオイルに漬けられています（イワシに塩気を浸み込ませる保存方法）。

塩漬けアンチョビ
塩漬けアンチョビは、あまり知られていませんが、塩で味付けしただけの新鮮なカタクチイワシを骨付きのまま缶詰めにしたものです。食べるときは、水で洗って水に浸しておくといいでしょう。

パタゴニアのホワイト・アンチョビ
ピザの具やスーパーなどで売られているアンチョビとは違い、スペイン産のホワイト・アンチョビは、よりマイルドな風味で繊細な食感をしています。新鮮なホワイト・アンチョビを本場の味付けでオリーブオイルに漬け込み、塩分控えめでより奥深い風味を楽しめます。

カタクチイワシは糖尿病患者に適した食品です。カタクチイワシに含まれるオメガ３脂肪酸はインスリン抵抗性を減少させるのに役立ちます。また、片口鰯は炭水化物を含まないため、インスリンの分泌を引き起こしません。

注：ここでの提案は、登録栄養士（RDN）によって監修されていますが、一般的な教育的用途を意図しており、個人への医療的助言や治療として解釈すべきではありません。ご自身にとって最適な方法を見つけるためには、必ず医師またはしかるべき資格を持つ医療提供者の指導を受けてください。